こんなモノを作ってみましたー番外編その②
前回の製作リポートで、色板を用いた看板をご紹介しました。
色板アクリルを用いた看板の製作例を御紹介。 (sankyojushi.co.jp)
こちらと同様に、「ビジネス交流会」へ出店の際に展示した品をご紹介します。
水車小屋の模型です。
全体寸法は、横幅500㎜・奥行き300㎜・高さ230㎜となります。
大まかなパーツ構成はこの様になっております。
杵つきが設置された土台、水車とそれに連結する回転軸、水車小屋の諸々です。
各部を詳しく…
先ずは「土台」から。
土台は上げ底になっており、その中には「水槽」を設けております。
ここに水を満たし、熱帯魚の飼育に使う「汲み上げポンプ」を設置して水を循環させます。
手前の四角穴がポンプを設置する差し込み口となります。
汲み上げた水は、奥の丸穴を通じて「水槽」に戻り、水が循環して作用する仕組みです。
汲み上げた水は水車を回転させ、同時に差し込んだ軸も回転します。
回転軸には90度ごとにツメが備え付けており、小屋の中に設置している「杵つき」を動かす仕組みです。
4つ並んでいる「杵つき」には、回転軸のツメに掛かる突起が付いています。
各部材を組み合わせます。
こちら側を「正面」とします。
小屋に収まっている杵つきと水車の関連性が分かる様な構成となります。
「正面」に対しての、反対側を捉えました。
こちら側は、小屋の細部が作り込まれております。
屋根や窓に細かい表情を付けて、小屋らしさを演出しています。
脇に添えたはしごも、良い雰囲気を演出しています。
稼働させます。
ポンプ設置口から水を注ぎます。作動に必要な水量は1.5L程度です。
水を満たしました。水は水槽から後面に設けた穴からあふれ出し、小屋の周りに配した「お堀」に廻って張る様になります。
最後にポンプを設置します。
これで下部の水槽から水を汲み上げ、水車の羽に注ぎ込みます。
水車を動かした水は「お堀」に落ちて、奥に設けた穴から水槽へ戻り、再度ポンプで汲み上げられて水車へ…と半永久的な循環をします。
動く様子はこちらから…
弊社Twitter上にて動画を公開します。以下のリンクよりご覧ください。
こちらの品は、弊社でイチから企画・製作したものです。
アクリル製作物で半世紀の実績と経験で、様々なアイデアを具現化する事が出来ます。
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