こんな板材も扱っております

弊社ではアクリル板材を主として取扱い・加工製作を行っております。

今回はアクリル材とは異なる趣の板材をご案内します。

ハニカムコア材「テクセル」【超軽量と高強度を同時に実現!】 | 岐阜プラスチック工業 – Powered by イプロス (ipros.jp)

「テクセル」という名称で、岐阜プラスチック㈱にて10年程以前より製造されている樹脂板材です。

以下に特徴を記します。

      強固な構造

六角形の集結構造は、自然界においても最も強固な構造といわれております。

こちらのテクセルは、厚さ0.2㎜弱のフィルム材を六角状に成型しています。

これを1㎜弱のシートの平面に羅列してラミネートする事で強固な構造になっております。

又、この構造の結果、六角形の壁面内部は中空となります。

  重量がアクリル板材の1/5

従来の樹脂板材と比べて中空部分が多いことで、重量が大幅に削減されます。

こちらの写真は、3㎜厚のアクリル板材と5.4㎜厚のテクセル板材の重量を計測したものです。

おのおのの寸法はA4サイズ(約200㎜×300㎜)となります。

3㎜アクリル板材は224g。1㎜の厚さで74.6gとなります。

一方で、5.4㎜テクセル板材は77g。アクリル板1㎜分とほぼ同数値となります。

従って、アクリル板材の1/5の重量に抑える事が出来ます。

      エコな材料

テクセルは、薄いフィルムを折り重ねて中空形状を形成しております。

従来よりの樹脂板材の製造と比べて、原材料の使用量をはじめとして、CO2発生量が大幅に減ります。

つまりは、石油製品による環境問題を見据えた、エコな材料と云えます。

 改めてテクセルのメリットとは…  

・耐衝撃性に優れており、アクリル材の様な割れや欠けが発生しないので、安全です。

・重量はアクリル板材の1/5。

 板材面積が大きくても持ち運びがし易く、設置箇所の重量が減り、施工時の負担が軽減されます。

・エコに優れた材料ですので、SDGsの観点からも非常に注目です。    

     利用方法として

目隠しも兼ね備えたパーテーションへの活用が最もお気軽で、かつ実用的です。

既存のパーテーション箇所にそのまま挿げ替える事も容易かと考えられます。

尚、軽量・強固な特徴を生かして、電車車両のドア部分の中身に使用される実績もあり、機能性は折り紙付きです。

テクセルを用いた作例を近日公開予定

この板材を用いた作り物の形状案を検討中で、近日中に作例をお披露目したいと考えております。

ご興味をお持ちになりましたら、以下にリンクの「お問い合わせフォーム」よりお気軽にご相談ください。

アクリル板加工|三協樹脂工作所| お問い合わせ (sankyojushi.co.jp)