アイツが帰ってきた!!

      以前にご紹介した…

トイフィギュア「呼び込み君ミニ」のディスプレイケースを製作して、そのリポートを

挙げさせて頂きました。

呼び込み君ミニ展示ケース製作編 (sankyojushi.co.jp)

その新商品が発表されて、早速入手しました。

これは従来品との比較をしないわけには参りません。

   その名も「呼び込み君 ミニ DX」!

スーパーサウンド『呼び込み君』ミニ DX|株式会社 青島文化教材社 (aoshima-bk.co.jp)

スイッチを切り替える事で、従来のメロディの他に、異なるメロディを奏でる仕様となりました。

フィギュアの大きさは前作と変わりはありません。

背面にある黒いツマミがそのスイッチです。上下の移動で切り替えます。

   ケースの形状は以前のモノを踏襲します

今回の製作は、「前作の形状+新規部品」として、“最小の仕事で最大の成果”を目指します。

この画像は今回の主要ギミックの図面です。前回同様「ぼかし」を入れさせてもらいました…

実質増えたパーツは4点です。しかし、パーツ追加に伴い、奥行寸法は16㎜延長する事となりました。

    製作工程の詳細をはしょります…

基本的構造は前回と同様なので、工作工程は冒頭にリンクの前回記事をご参照頂くとして…

今回のキモ、「ツマミ切替部」の全貌です。

構造は上記のマンガの様になっています。(アイディア構想時の走り書きです…)

呼び込み君の裏側に配置されて見え難い部材なので、作動の確実性と堅牢さを重視しました。

実際には、当初の部品では作動が不安定だったので、改善する為の追加部材が多く仕込まれました。

図面通りに製作しただけでは作動しない…モノづくりでは「あるある」です。

更には、前作より新たに、メロディを鳴らすボタンを操作する「アーム」に、作動を確実にする「コマ」を付けました。

    今回も正面にプレートを付けました。

前回に続き、「呼込砲発射!!」の赤いボタンでメロディが鳴ります。

そのボタンの隣に、メロディ切替ツマミ「音響切替!!」が備わりました。

これによりツマミ切替を行う仕組みです。

実際の作動の様子は、弊社Twitterアカウントに動画を上げさせて頂きます。

㈱三協樹脂工作所さんはTwitterを使っています: 「暫くぶりに、製作物のご紹介です。 詳細は後日、弊社HPにてご紹介致します。 #フィギュアケース #呼び込み君ミニDX #良いゴールデンウィークを https://t.co/rSPRKyOk4g」 / Twitter

     今回はここまでですが…

通常業務の合間をぬって進めて、ようやくお披露目となりました。

この写真撮影の際に気が付いたのですが、商品パッケージが前回より小さくなった為、

差し込み部は横幅方向で大きく隙間が開く事となりました。

この改善の他にも、途中で様々なアイディアやアプローチを思いつきましたので、

またの機会にお披露目出来ればと考えております。

今回のリポートをご覧頂いて、お持ちの構想やアイディアを具現化する事にお悩みの方は、

以下の「お問い合わせ」より、お気軽にご相談ください!

アクリル板加工|三協樹脂工作所| お問い合わせ (sankyojushi.co.jp)